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宮崎県

1万人のまちのデジタル化チャレンジ!若者がつなぐコミュニケーション率日本一の道

一般財団法人つの未来まちづくり推進機構

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

高齢者と孫世代がつながる“デジタル・フレンドリー”を推進

「目指せ、小規模自治体のロールモデル」高齢者へのタブレット配布・説明・交流でデジタルデバイドの解消を。全国平均10%のコミュニケーション率(自治体情報が住民に届いている割合)を50%に押し上げます。

このプロジェクトについて

▼100年後を見据え、まちのグランドデザインを描く
宮崎市内から高速道路を北上すること約1時間。町制施行100周年を迎え、世界的に評価が高いワイナリーがあることでも有名な都農(つの)町に到着します。ゆるやかに傾斜した坂の先には、きらきらと光る海。思わず車の窓を全開したくなる自然に恵まれたこの地で、さらなる100年を見据え、県内でも注目を集める新しいまちづくりが始まっています。

▼高齢者がデジタルを楽しむには?自問自答しながら進め
都農町の拠出により平成31年4月に設立された「つの未来まちづくり推進機構」。ここでは、地方共通の課題でもある人口減少と少子高齢化の解消に"デジタル”を使ってアプローチしています。

「デジタル・フレンドリー推進事業」と呼ばれるこの施策の総投資額は1.7億円。町内全域のインターネット環境(光回線網)を整備、全ての高齢者世帯と子育て世帯にタブレットを配布。独自のポータルサイトを開設して、町民と行政の双方向型情報共有を目指しています。

本事業の肝となるのは、若者世代による高齢者世帯への訪問・説明・交流というアフターケアの充実です。デジタルの専門知識は必要ありません。むしろ多世代の人と世間話ができる、傾聴力が大事。世代を超えてつながるためのアイデアを期待しています。

▼デジタルデバイド解消で「誰一人取り残さない」未来へ
デジタル化の大きな課題ともいわれているデジタルデバイド。これは、「インターネットやパソコン等の情報通信技術を利用できる者と利用できない者との間に生じる格差」のことを言います。この課題に向かい合うのがまさに"デジタル・フレンドリー”事業です。この施策が、人口減少・少子高齢化の抑制へつながると、今、実感をもって進めています。

人口1万人の町でこの取り組みが成功したら、全国に横展開できる。日本全体のロールモデルとなる可能性を秘めている事業です。緑の大地と青い海が広がる都農町で、人×デジタルのチャレンジに飛び込んでみませんか。

《スタッフの思いが伝わる紹介記事:宮崎大学産学・地域連携センター地域人材部門Capa+キャパタス公式サイトより》
https://www.miyazaki-u.ac.jp/capatasu/hito/341/

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 地域IT・情報
職種 企画・商品開発販売・接客
活動支援金 あり
活動内容 高齢者の方にタブレットを日常使いして頂くための企画・講習会を行って頂きます。

【STEP1】
高齢者がタブレットを日常使いするためのアイデアを考え、オンラインでプレゼンを実施

私たちの推進するデジタル化で最も重要であり困難なのは、いかに高齢者の方が日常的に利用する仕組みを作れるかだと考えています。
そこで、実際に都農町に来る前に高齢者がタブレットを活用するためのアイデアを考え、プレゼンをして頂きます。ご自身のおじいちゃん・おばあちゃんの生活を想像し、タブレットで何が出来れば便利で楽しくなるか、どうしたら日常的に利用する必然性を生み出せるか考えてみてください。

【STEP2】
都農町に来て、高齢者への講習会やITヘルプデスクを体験

現在、44の自治会でタブレットの使い方・楽しみ方を伝える出張説明会(dサロン)や、いつでもデジタルお困りごとの相談が出来るITヘルプデスクを開催、開設しています。
皆さんにも上記の活動に参加して頂き高齢者のデジタルに関する知識のレベル感や、興味・関心のある話について学ぶとともに、高齢者と目線を合わせてデジタルについて説明を行うスキルとコミュニケーション能力を習得して頂きます。

【STEP3】
高齢者が継続的にタブレットを使うための企画を立案

dサロンやITヘルプデスクを経験した上で見えてきた実状や課題感を元に、STEP1でプレゼンいただいた仮説を検証し、どうすれば高齢者がデジタルに親しみ、活用出来るのかについて再度検討し、企画を作って頂きます。

【STEP4】
企画したアイデアについてプレゼンを実施

実際に企画したアイデアについてプレゼンを行って頂きます。内容によってはその後のdサロンやタブレット教室などで実際に企画したものを実施して頂きます。
期待する成果 ・高齢者のITリテラシーの向上
・新たな着眼点による高齢者のデジタル利用率向上に繋がる企画立案
得られる経験 小規模自治体が抱える共通課題にリアルに向き合い、共に解決手法を探り、デジタルデバイド解消という全国に横展開できるロールモデルを作る経験
対象となる人 ・自己のデジタルスキルを活かして地方創生を志す人
・地方創生、地域活性化に興味がある人
・高齢者福祉に興味がある人
・デジタルデバイド解消への関心が強い方
活動条件 ■ インターン期間:2021年8月〜12月の期間に1~2ヶ月
■ 勤務日数:週5日程度(相談可能)
■ 勤務時間:1日あたり目安8時間
■ 住居::民宿を用意
■その他:普通自動車免許を有する方(無しでも可)
活動支援金が支給されます。詳しくはお問い合わせください。
活動場所 都農町内(下記住所:文明|BUNMEI)とオンラインを併用
宮崎県児湯郡都農町大字川北4831-2

私たちはこんなチームです!

次の100年の社会モデルを創造するCreative Tank

宮崎県都農町は人口1万人、高齢化率約4割の少子高齢化が進む小さな町です。
そんな小さな町は令和2年8月に町制施行100周年を迎えました。この100周年を契機とし、次の100年に向けて「医療」「産業振興」「教育・人材育成」を軸にこれからの都農町のグランドデザインを描き、持続可能なまちであり続けるため、町からの拠出により私たち財団が設立されました。

都農に生まれた人々がこれからも住み続けたいと思い、県外から移住したいと思えるような町を目指して私たちは活動しています。その中でも最も注力しているのが「デジタル・フレンドリー推進事業」です。若い世代のみならず、高齢者もデジタルを活用することで便利で楽しい生活を送れるように町のポータルサイトの新しいコンテンツ作成や高齢者への定期的なサポートを実施しています。

受け入れ企業からのメッセージ

業務執行理事/山内 大輔

全国で本格化するデジタル化、都農町では先陣を切ってその基盤づくりを進めています。「町民誰もが日常の暮らしの中でデジタルを身近に感じ、つながり、交流を楽しめるまちへ。」町ではこのキャッチフレーズを掲げ「デジタルフレンドリー宣言」を打ち出し、全ての高齢世帯へのタブレット配布(貸与)を決めました。

デジタルネイティブとも呼ばれる皆さんと正反対のアナログ社会を生き抜いてこられた高齢者の皆さん。デジタル化の大きな課題でもあるデジタルデバイド解消にどう挑むか?

国も「誰一人取り残さない」デジタル化に大きく舵を切り、デジタルデバイド解消のモデルづくりを目指しています。画一的な端末(タブレット)を高齢世帯に配布している都農町だからこそ取り組めるこのチャレンジ!私たちと地方の生産性向上プロトタイプを作りましょう!

団体概要

設立 平成31年4月
代表者名 代表理事 水永 正憲
従業員数 10人
WEB https://bunmei-tsuno.com/
住所 宮崎県児湯郡都農町川北4831-2