PROJECT INDEX

探してた面白いプロジェクトが見つかる!日本全国のインターンシップ検索サイト

インターンシップを探す【企画・まちづくり】復興のまちで挑戦!双葉町のカフェを拠点に、地元と来訪者が集う新しい居場所づくり


福島県

【企画・まちづくり】復興のまちで挑戦!双葉町のカフェを拠点に、地元と来訪者が集う新しい居場所づくり

コトラボ合同会社(活動拠点FUTAHOME)

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

駅前のコミュニティ拠点に、居場所づくりの「ちいさな一歩」を考える

双葉町のコミュニティ拠点「FUTAHOME」で、カフェメニューと本棚企画を担当。まちのファンを増やすプロジェクトに一緒に取り組みましょう。

このプロジェクトについて

2022年8月に特定復興再生拠点全域の避難指示が福島12市町村で最も遅く解除された双葉町。2025年1月現在、町内に住む人は約180人、うち約6割を移住者が占め、新しい町づくりの大きな力となっています。
今年の夏にはイオン双葉店(仮称)がオープン予定で、他にも様々な商店や施設ができあがり、本格的な町民の期間や移住者の受け入れが東日本大震災から14年経ったこれから始まります。
2025年2月には、東北大学と福島大学の研究者や大学生による浜通りの復興に向けたまちづくりの研究や人材育成の活動拠点がオープンし、これから多くの学生なども双葉町での活動ができるようになります。

<地域活動拠点FUTAHOME(ふたほめ)について>
2025年2月にオープンしたこの施設は、1階がカフェ・チャレンジスペースを通じた小商い等のスタートアップ支援を、2階がコワーキングスペースを活用したビジネス支援など、多面的な役割を担う施設です。コトラボ合同会社、東北大学、福島大学、UR都市機構の4者が連携して運営する施設で、東北大学・福島大学の研究スペースも設置され、福島浜通り地域における復興・再生まちづくり研究の拠点としても活用されていきます。

<今回のプロジェクトについて>
FUTAHOMEのカフェを運営しているのは、全国でまちづくり事業を展開する「コトラボ合同会社」。お店を管理する星翔太さんは「少しでもいやしの空間を提供したい。地域の人たちが笑顔でいられる場所をつくっていきたい」と考えています。現在は、複数の事業者さんが曜日代わりでランチや夜間営業をしたり、コトラボが直接、ランチ&カフェ営業をしたりしています。

地元住民や復興まちづくりに関わる現地の方々、そして双葉町を訪れる方によりたくさん来ていただくため、次に向けてインターン生と一緒に挑戦したいことがあります。

一つは、カフェの目玉となる新しいメニューの考案。もう一つは、店の空きスペースに本棚を作り、地元の方や来訪者が本棚のオーナーとなり、本を通じた交流をうみだしたい。そうすることで、地元の方にも来訪客が気軽に利用してもらるお店になりたい。そうなれば、また新たな交流の機会が生まれ、駅前の活性化、そして双葉町の復興にもつながると考えています。

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ まちづくり食・ライフスタイル
職種 企画・商品開発販売・接客
活動支援金 あり
活動内容 双葉町の状況が日々変わるので流動的になりますが、以下の内容を想定しています。
▼インターン生は2人を想定していて、一人がカフェメニューの考案、もう一人が本棚プロジェクトを担当していただく予定です。

【STEP1】(1週目)現地理解
今回のプロジェクトの関係者にヒアリングをして、双葉町に関する解像度を上げていただきます。双葉町の復興に向けて会っておくべき人を紹介しますので、地域の中を歩き回って、自分から知り合いを増やしていきましょう。
・スタッフや関係者のインタビュー
・接客をしながら、お客さんの行動観察やインタビュー
・駅前周辺の現況の理解、地域の理解

【STEP2】(2~3週目)アイデア出し、企画立案
・カフェメニューのアイデア出し・試作品の作成
・本棚プロジェクトの企画・レイアウト等の考案
→スタッフと相談しながらどちらも「お試し企画」に向けて準備を進めます。

【STEP3】(4~5週目)お試し企画の実施
・カフェメニューのテスト販売
・本棚プロジェクトのイベント実施

【STEP4】(5週目)企画提案・ふりかえり
お試し企画を実施してみての課題や改善案をとりまとめ、企画提案していただきます。双葉町の関係者をお呼びしてプレゼンしていただくことを想定しています。
期待する成果 ・お客様に喜んでもらえるカフェメニューや本棚プロジェクトの立案・提案
・双葉町にいる方からの課題やニーズの収集(特に若者に関する期待等)
・実際に双葉町で活動して感じたことの町へのフィードバック
・実現には至らなくても、課題やニーズあるいはアイデアの種をたくさん残すこと
得られる経験 ・これから本格稼働するまちづくりに関われる経験
・第三者的な物の見方や考え方、問いの投げ方等を体感できる経験
・大学やまちづくり会社、役場職員等との協働による企画立案
・大学や地域の枠を超えて、若者の取り組みを知ることができる
対象となる人 募集人数:2~3人
(高校生の応募は受け付けておりません)

<こんな人に来てほしい>
〇これからのまちづくりの生の現場を体験したい人
〇想いを持って活動している人を知りたい、応援したい人
〇人とのつながりを生み出すことにワクワクする人
〇関係人口やファンづくりに体験したい人
活動条件 ■このプロジェクトは住み込み型のインターンシップです。
【活動期間】2025年8月18日(月)~9月17日(水)の5週間
※開始日・終了日は参加者と相談して調整いたします。

【活動時間】8:30~17:30 週5日
【宿泊場所】ワカツクのシェアハウス(詳細は面接・説明会時に説明します)
※町の中心部まで2km。自転車で10分程度です。

・複数のインターンプロジェクトとの集合研修(事前・事後等)を予定。
・自宅から現地までの交通費(往復1回分)の補助があります。
・宿泊場所は現地で準備しています。宿泊代はかかりません。
・シェアハウスにお米や調味料などは用意しています。それ以外の食費は自己負担です。

※このプロジェクト・活動内容についてのご質問・ご相談は、一般社団法人ワカツクまでお問い合わせください。
活動場所 福島県双葉町

私たちはこんなチームです!

「コトづくり」からまちづくりを考える会社

コトラボ合同会社は、「コトづくり」からまちづくりを考える会社です。2004年に横浜・寿町でプロジェクトを開始し、2007年に法人化。モノ(建物や道具)だけでなく、コミュニティ・雰囲気・想いといった“コト”に着目し、地域に新しい価値や人の流れを生み出してきました。
横浜では、かつて日雇い労働者の街だった寿町で、簡易宿泊所を旅行者向けの宿「ヨコハマホステルヴィレッジ」へと再生。空き家活用やシェアカフェの運営、松山・三津浜地区での商店街活性化、福島県双葉町での復興支援など、全国各地で地域資源を活かした多彩な事業を展開しています。
「まち」は1~2年で変わるものではありません。コトラボは、地域の人々とともに、長期的な視点で持続可能なまちづくりに取り組み続けています。地元の人と外から来る人、世代や立場を超えた多様な交流を生み出し、地域の課題解決や新しい生業づくりを目指しています。

受け入れ企業からのメッセージ

コトラボ合同会社 代表/岡部友彦

人口が減少し、空き家や商店街の空洞化に多くの地域が悩んでいます。この現象はここ数年で起きたわけではなく、20~30年の年月を経てじわじわと変化してきた結果が顕在化したことで、課題として明確化したとも言えるかと思います。それは逆にいえば、街を変えていくには同じように10年単位の長期スパンでの取り組みが必要であり、1~2年の取り組みでは、本質的な変化にはなり得ないのではと感じています。
それゆえ、長期的な取り組みを視野に入れて、息切れしない体制を作り、持続的に地域と関わっていく環境を整えていくことが必要なのではと思っています。
コトラボでは、短期集中型の動きではなく、地域の時間の流れ方に合わせつつ、長期的な取り組みを行なっていけるようなコトづくりを地元の人たちと行なっていくことを理想としています。

[プロフィール]
2004年よりコトづくりからのまちづくり事業として、地域の埋もれたアセットを活用し、地域コミュニティの課題改善の事業を行う。横浜と松山に拠点があり、10施設で様々な事業を行なっている。
日雇い労働者の街、横浜寿町で簡易宿泊所を旅行者向け安宿に変貌させたYOKOHAMA HOSTEL VILLAGEや、シェアカフェ&シェアハウスとして空き家活用とその担い手支援を目的としたbluff-terrace、松山では三津浜地区にてシャッター商店街の活性化事業として空き家バンクやリノベーション事業、コミュニティアセットプロジェクトを行なっている。内閣府地域活性化伝道師。
2008年、横浜文化賞文化・芸術奨励賞受賞。
2017年 第10回まつやま景観賞受賞、2019年 自治体学会賞(田村明まちづくり賞)受賞
主な著書に「日本のシビックエコノミー」「まち建築」「アジアのまち再生」など。

団体概要

設立 2007年12月5日
代表者名 岡部友彦
従業員数 10名
WEB https://koto-lab.com