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インターンシップを探す地域をつなぐコーディネーターかばん持ちプロジェクト!!人口12,000人の長野県松川町で、サステナブルな地域のビジネスを支えるエコシステムマップを制作セヨ!


長野県

地域をつなぐコーディネーターかばん持ちプロジェクト!!人口12,000人の長野県松川町で、サステナブルな地域のビジネスを支えるエコシステムマップを制作セヨ!

長野県松川町

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

信頼と共感で繋がるビジネスエコシステムを構築する壮大なミッション

ミッション成功のカギは「共感」と「信頼」!
持続可能な地域実現のために、多様な関係者を「共感」と「信頼」で結び付け、地域経済を支えるエコシステムを可視化することがこのプロジェクトのミッションです!

このプロジェクトについて

1.プロジェクト全体のコンセプト

◆「生きること」と「創ること」が分断されてきた現代社会

生きるために必要な、「食べ物」や「住まい」や暮らしに必要な「モノ」。ひと昔前までは、それら生活に必要なものは自分たちの手で作っていました。分業化社会の中で、誰かが作ってくれたものを消費する生活スタイルに変化し、とても便利な世の中になりました。

しかし、一方で、ものを創る楽しさや豊かさも、一緒に切り離されていきました。
本来、創るという行為には、豊かさや人間らしさがありました。
その大切なものまで、誰かにゆだねる世の中になってきているのではないでしょうか。

そこに危機感を覚え、本来人々が持っていた豊かさを取り戻そうと、まちをあげて取組み始めた地域があります。
長野県松川町です。このプロジェクトは、本来人間が持っていた豊かさを取り戻していく、エコシステムを創り上げる一大プロジェクトなのです。


◆若者と地域をつなぐ自立分散型社会の仕組みづくりに挑戦

松川町は、他の地域と同じく、人口減少が進み、自治組織の運営も様々な課題を抱えるようになっています。その中で、これからの地域を担う若者が主体的に森林資源を地域内で消費・活用・循環する、持続可能な仕組みづくりを考えようとしています。
松川町の地域経済の持続可能性を高めるためには、町内だけでなく町外の主体ともつながる必要がありますが、その足りない主体は何なのか・・・それを特定するマップ作りが今回取り組んでいくプロジェクトです。


2.プロジェクトの概要

◆afterコロナ時代とデジタル・テクノロジーの活用

新型コロナウイルスの感染拡大で、これまで常識だった価値観や生活様式が変化しています。afterコロナ時代を見据え、ものづくりにデジタルテクノロジーを取り入れることで、「生きること」と「つくること」を繋ぎ直していきます。その実現に向けて、2020年4月1日に松川町と包括的地域連携協定を締結したVUILD株式会社(神奈川県川崎市)と協働でこのプロジェクトに取り組みます。

VUILD株式会社が2020年5月にローンチした「EMARF3.0」※は、CAD(Computer Aided Design)の機能を拡張するプラグインソフトウェアで、在宅で建築ものづくりができる日本初のクラウドプレカットサービスです。これまで専門知識が必要だった建築の木製部品をCAD上でオンライン入稿し、 まるで自分の工房を持ったかのような感覚で出力することができるソフトウェアです。このEMARFを核に、専門性が高くなくても取組むことのできる、これからのものづくりの可能性を模索します。

※「 EMARF」 https://emarf.co/


◆若者と地域をつなぐコミュニティ・ネットワークの形成

松川町の人口は、2005年の14,117人をピークに年々減少しており、2019年には12,666人となりました。自治会、公民館等、自治組織の運営も様々な課題を抱える中で、松川町では「持続可能な地域づくり」をメインテーマに据えて活動しています。

今後も人口減少と高齢化が進むことが予想される中で、地縁の枠を越え、若者が地域に主体的に関わりながら、その地域の魅力や可能性を広げたり、抱える課題の解決につながるような未来志向のコミュニティ・ネットワークの形成を目指していくことも、このプロジェクトの柱としています。


3.学生の皆さんと取り組みたい目標

◆サスティナブルな未来シナリオ「Matsukawa Town 2040-」実現に向けたエコシステムMAPづくり

このプロジェクトを通して、地域の文化・歴史・風土など、この地域特有の資源を活かし、地域の活性化につなげていきます。自分たちが主体となり、ビジネスエコシステムを創造する中で確立していくサプライチェーンは、どんな人たちと繋がればいいのか。自分はどうアプローチし、どう関わっていけばいいのか。それらを考え、試行錯誤しながらマップ作りを行っていきます。

今期は特に、まちづくりコーディネーターと共に行動し、地域に住む人の魅力や、プロジェクトに関わる人の想いと出会いながら、将来の松川町はこんな地域でありたい、こんな地域だったら魅力的、といった20年後の「未来シナリオ」の1ページをデザイン、創造していってほしいと考えています。この未来シナリオの実現に向けて、地域の可能性を拓いたり、困りごとを解決していくことのできる人との「つながり」をつくっていくことが、学生のみなさんに期待しているミッションです。松川町をフィールドに、コミュニティデザインと、ソーシャルビジネスが生まれる仕掛けを共につくりあげていく仲間を募集します!

募集要項

募集対象 大学生
期間 長期(3ヶ月以上)
テーマ まちづくり農林水産・6次産業
職種 企画・商品開発新規事業
活動支援金 なし
活動内容 ■持続可能なコミュニティの創造に向けて、ビジネスエコシステムMAPを創ろう!

※afterコロナ時代の地域とインターン生とのつながり方を模索する視点から、オンラインを基本としたインターンシップとします。

【STEP1】
□オリエンテーション/地域の魅力的な人に出会うフィールドワーク
このプロジェクトのフィールドとなる松川町の文化、風土、地形、歴史、産業などの特徴から、地域の可能性を探るフィールドワーク。特にそこに住む人やプロジェクトに中心的に関わる人との出会いから、地域の魅力を掘り下げます。


【STEP2】
□(エコシステムMAPの作成に向けた)森林資源の現状リサーチ&トークイベントの開催
町の若手コミュニティ(MMM)のメンバーと連携し、町内外のキーマンをゲストに迎えたトークイベントを企画します。このイベントの機能を、商品開発や新事業のアイデアが集まる仕組みとして定期開催を目指し、まずは、1回目のイベントを成功させていきましょう。


【STEP3】
□森林資源の現状リサーチ&ビジネスエコシステムMAPの作成
森林組合やMMMと呼ばれる若手コミュニティメンバーへのヒアリング調査を行いながら、松川町の森林資源や商品アイデアのリサーチを行っていきます。調査を通して、商品開発に必要なサプライチェーンの流れを把握し、松川町のビジネスエコシステムMAP作りを行っていきましょう。


【STEP4】
□サプライチェーン確立のための人とのつながり構築
ビジネスエコシステムMAPを元に、森林資源を活用した商品開発を目指し、木材の伐採、製材、加工、販売する一連の流れ「サプライチェーン」の確立のためには、どんな人にどうアプローチして、どうつながっていくべきかを考え、実践していきます。連携先を見つけ、共感と信頼を創り出し、商品開発への道筋を見つけていってください。
期待する成果 ◆キーマンが繋がりアイデアが生まれるトークイベントの開催と定期開催の仕組み作り
◆イベントから生まれたアイデアを元にした商品開発への道筋づくり
◆ビジネスエコシステムMAPの作成
得られる経験 ●商品開発に必要な一連の流れを知る経験
●ソーシャルキャピタルとは何かということを、実体験で体感する経験
●これからのものづくりのあり方と農山村地域の可能性を実感する経験
対象となる人 ★地域を繋ぐコーディネーターという仕事に興味がある人
★「地方創生」や「持続可能性」というテーマに関心の高い人
★コミュニティ・ビジネスやソーシャル・ビジネスに興味のある人
活動条件 〇期 間
・2021年6月から2021年10月までの約半年間

〇活動頻度
・週2~3回程度

〇活動時間
・8:30~17:15を基本とします。
・ただし、オンライン活動が中心のため、時間はフレックスでの対応で大丈夫です。
活動場所 ・活動フィールドは長野県松川町です。ただし、オンラインでの活動を基本とします。
事前課題 ●全国の山間地域で、持続可能なビジネスの取り組みをしている事例をリサーチし、調査レポートにまとめてください。
※書式・フォーマット・枚数は問いません。

私たちはこんなチームです!

「いっしょに育てよう 一人一人が輝く 笑顔あふれるまち まつかわ」 あなたの想いを生かします 人のつながりを大切にします 住みよいまちをつくります

□町制施行
1956年9月 松川町発足。2016年に町制施行60周年を迎えた

□名称
中央アルプスから流れる片桐松川より命名

□位置
長野県南部、伊那谷の中部に位置している。町域は東西に細長く、東は南アルプス、西は中央アルプスに達しており、町の中央を天竜川が流れる

□面積
72.9㎢ 東西21㎞ 南北6㎞ 周囲57㎞

□人口
12,666人(2019年10月現在 国勢調査ベース)

□町木
松 町の悠久の繁栄と伸展を象徴するもの

受け入れ企業からのメッセージ

まちづくり政策課課長補佐 兼 企画調整係長/新井直彦

いつしか私たちは 、「消費者」と「生産者」といったように、「生きる」ことと「つくる」ことが離れた社会に暮らしているように思います。

「つくる」とは、自分が生きていることを実感できる、
最も人間らしい創造的な活動です。

このプロジェクトでは、松川町の地域資源となる木材の加工を通じて、用意されたものを使うのではなく、誰もがつくりたいものを自由につくることのできるものづくりの可能性を拓くことで、今の暮らしやこれからの人生を自らの手で描いていくことを目指します。

アイデアと創造力を解放して「生きる」と「つくる」がつながる体験を、あなたと。

[プロフィール]
松川町在住・40歳
「若者と地域をつなぐ」をメインテーマに、現在、大学生や高校生との活動を中心に取り組んでいる。

団体概要

設立 1956年9月20日
代表者名 松川町長 宮下 智博
従業員数 ×××名
WEB https://www.town.matsukawa.lg.jp/
住所 長野県下伊那郡松川町元大島3823