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インターンシップを探す小さな町のおせっかいスーパーの 「選ぶ」と「届ける」の大改革プロジェクト


新潟県

小さな町のおせっかいスーパーの 「選ぶ」と「届ける」の大改革プロジェクト

有限会社 安田屋

「買い物が楽しくなるスーパー」へ生まれ変わる第一歩づくり

便利な大手スーパーが増える中本当に求められているのは、少し不便な場所でも、きちんと美味しいものを届けようとしているスーパーではないか?そんな思いから仕入れや店舗レイアウト、発信までを共に改革します。

このプロジェクトについて

スーパー安田屋は、新潟県長岡市の旧川口町という人口約4,500人の小さな町にある唯一のスーパー。2004年の新潟県中越地震で全壊したところから、地域のためにと再生を図りここまでがんばってきました。
しかし、安田屋のメインの顧客である川口町の人口減少、近隣のコンビニや大手チェーンスーパーのオープンなどから年々お客が減少。一方で、安田屋がなければ困る地域の方や、安田屋の果物や肉の品質がいいと選んでくれるお客さんもたくさんいます。
その中で、今後の経営をどうしていくべきか思い悩んでいたのが、専務であり実質安田屋の経営者、かつ地域の愛されおせっかいお母さんとしても知られる山森瑞江さんでした。

瑞江さんは、お客さんにも「こっちの味噌の方が美味しいよ」と一度かごに入れた味噌を変えてまでおすすめしたり、夕飯を決めかねているお客さんに事情を聴いて「ほらこれならいいんじゃない」と提案したり、旬の果物は市場で味をみて美味しいと思ったものを仕入れたり、「ここに来たお客さんには満足できる買い物時間を届けたい」という思いと行動があふれている専務。
そんな瑞江さんは、母であり80歳の社長がずっとこの地域で経営してきた安田屋を続けていくには、今までと同じ形を続けていてはだめだと感じていました。そんな今年、インターンという取り組みを知り、同じ新潟県内で理想的な店舗づくりをしているスーパー「エスマート」に出会ったことで、今こそスーパー安田屋が今後もより多くのお客さんに満足できる買い物を届けるための改革をしていくことを決めたのです。

スーパー安田屋が扱っているのは、一般的なスーパーと同じく生鮮食品や惣菜からお菓子、飲み物、雑貨、加工品、花までさまざま。それぞれの部門で本当に仕入れたいものを仕入れているのか、商品の価値が分かるような陳列や店内の表記なのか、店員全員が好感を持てる対応をできているか、などを考えると足りない部分がまだまだあります。また、地元の人の日常使いが主であるスーパー安田屋は、土日に逆にお客さんが減ります。
本当に良い品物がある楽しいスーパーには、便利な大手チェーンスーパーでなくても、少しくらい遠くても、土日に良いものを楽しく買うためにお客さんが来るのではないか。もともと小さく地元に愛されていたスーパー安田屋が、「良い品物があって良い買い物ができる」と少し遠くの若い人にも愛されるスーパーになっていったら、いろいろな人が幸せになっていくのではないだろうか。
そんな仮説をもとに、安田屋の一大改革をインターン生と一緒に進めていきます!店を引き立たせる仕入れ品を「選ぶ」、レイアウトやポップ、SNSなどでほしい情報をお客さんに「届ける」ことを通して、新しいなじみの町のスーパーづくりに参加してみませんか。

募集要項

募集対象 大学生
期間 長期(3ヶ月以上)
テーマ 地域小売り・流通
職種 販売・接客マーケティング・広報
活動支援金 あり
活動内容 「ファンになる」スーパーとはどんなものかを学び、仕入れ方と見せ方について専務と議論しながら新しい形を計画・実施してもらいます。

【STEP1(~1カ月 9月~10月)】
〇地域を知り、スーパーのサイクルを知る
〇各部門へ研修に入り、社内報を発刊
・各部門の社員のもとでパートさん並みの仕事をしながら、各部門でのこだわりや気づいたことを社内報という形でまとめて発行。
〇何をどんなふうに改革していくのか整理する
・専務瑞江さんが目標にしたい!と言った新潟県内のスーパー「エスマート」を見学し、ポイントを整理する
・特に何を売り、どのような手法で広報していくかの計画をたてる
・気になる商品リストをつくる
〇安田屋のこだわりポイントをFacebookなどで発信し、遠くのお客さんにも情報が届くようにする

【STEP2(2カ月〜4カ月 10月~12月)】
〇注目商品を売ってみる
・担当部門の人と相談し、実際に売り出したい商品を仕入れる
・置き場所・ポップを工夫して店頭に置き、お客さんの反応を記録する
〇社内報の定期的な発刊
・外向けにも発信できる内容へと徐々にシフトさせていく。
〇安田屋のアイコンやイメージとなるような発信企画アイデアをつくる
〇店を手伝っていて気付いた「小さな改善」を各担当の人と共にやってみる

【STEP3(5カ月〜6カ月 1月~2月)】
〇注目商品コーナーの充実化
・STEP2での反応を見て他の商品を入れるか、継続するかなどの判断
〇店内の他のコーナーでもポップやレイアウトを工夫してみる
〇FacebookやHPで発信を続ける
〇社内報の定期的な発刊
期待する成果 スーパー安田屋が少し遠くに住んでいる人からも「良い買い物ができるお店」と認識されるような商品と店内レイアウト・発信方法にすることを通した、土日の来客数、食品の売り上げ共に「3割増」を目指します。
得られる経験 地域のリアルも感じながら「誰にどんな気持ちになってもらうために何をするのか、どう見せたらいいか」をとことん考え、仕入れ・レイアウト・発信をスーパーの人たちと二人三脚で実施していく経験
対象となる人 様々な形で人とコミュニケーションをとるのが好きな人、「本当に良いと思うものを選んで売る」ことに興味がある人
活動条件 【学期中】週4~5※応相談ですが、休学しての参加をおすすめします
【休暇中】週5
活動場所 新潟県長岡市東川口にあるスーパー安田屋の店舗(越後川口駅から徒歩3分)
事前課題 全国の過疎地スーパーの取り組みを調べてくること、課題図書を読んでくることを事前にやってもらいます。

私たちはこんなチームです!

店員はそれぞれの部門のプロ集団。地域に寄り添いより良いスーパーにするべく試行錯誤しています!

「川口町」という中越地震も共に乗り越えた地域に「あり続けること」をまずは大切に、果物・野菜・肉・魚・惣菜・花などそれぞれの部門の商品を、担当従業員が日々探求し、気持ちを込めて仕入れをしています。他のお店より美味しいのに安い、と評判の「越後もちぶた」とその肉を使ったおそうざいや、試食がこれでもかというほど並ぶ大人気の旬のフルーツコーナーなど、担当者それぞれの工夫と姿勢が表れるようなしくみです。そんな従業員・パートさんたちも20代~70代の一地域住民であり、店内ではあちこちで立ち話が。これまでのようにアットホームな雰囲気も大切に、これからはこのスーパーを継続させていくための新しい試行錯誤を、専務を中心にみんなで進めていきます。

インターン生へのメッセージ

専務/山森瑞江

中越地震で震度7の被災をした川口町。店は全壊し、1億円以上の負債を抱えて新店舗を作りました。しかし大型スーパーができ、お客は激減。3年後、5年後、10年後の未来を考えるために、店の一部の売り方をガラリと変えようと思っています。それには、私たち安田屋のスタッフだけでは足りません。どうか力をお貸しください!固定客を大事にしながら、新しい遠くからでも「また行ってみたい店」というお客様を取り込む店づくりを手伝ってください。あなたのバイヤー力、発信力、売り場を作るセンスを生かしたら、この店はきっともっともっとお客さんに喜んで頂ける「買い物したい店」になれるはずです。

[プロフィール]
1964年6月15日新潟地震の前の日に生まれる。
川口町出身。小千谷西高校卒業後、千葉の聖徳学園食物栄養科で栄養士の資格取得。卒業後、外資系(アメリカ)の粉ミルクの会社に栄養士として就職。産婦人科、小児科を回り調乳指導や赤ちゃんの離乳食指導を5年間して、結婚と同時に平成元年に安田屋に入る。5年前に専務の役職を自ら志願してもらい、スタッフ全体を指導する立場になっている。

団体概要

設立 1958年(昭和33年)
代表者名 金山 チウ子
従業員数 16人
住所 新潟県長岡市東川口1912