ふるさと納税の新たな販売戦略を立案し、石巻から全国へおいしさを!!

石巻で1946年から続く水産加工会社ヤマユ佐勇水産が、時代の変化に対応し、ふるさと納税を活用して地元の伝統の味を全国へ広げるマーケティング戦略に挑戦するプロジェクトです。

このプロジェクトについて

【創業79年。石巻の味を守り続ける家族経営の水産会社】
宮城県石巻市で創業79年を迎えるヤマユ佐勇水産は、震災を乗り越え、今なお家族で経営を続ける地域に根ざした水産加工会社です。特に評判が良い「銀タラのみりん漬け」は、その美味しさから同業者からも注文が入るほど高い評価を得ています。

【時代に合わせた販路開拓へ。次の一手は】
現在のヤマユ佐勇水産は、地元スーパーへの販売が大半を占めている状態です。地域の企業との強い信頼関係のもとに行っているこのような取引は経営を安定させている一方で、消費者の購入スタイルは時代に合わせて変化しており、新たな安定した販路を開拓することも考えていく必要があります。

【伸びしろは十分。でも人手が足りない!挑戦の現場へ】
ヤマユ佐勇水産の後継ぎである勇太さんは、近年、BtoC販売の強化に取り組んでおり、なかでも最も成長しているふるさと納税の販路開拓と販促強化に力を入れています。
ふるさと納税は、さらに注力すれば大きな伸びが期待できる分野ですが、現在そのマーケティング施策を担っているのは勇太さん一人です。日々の業務の中でなかなか十分な時間を確保することができず、取り組みが本格化しづらい状況にあります。
さらなる販路拡大とブランドの強化を進めていくためには、新たな視点や発想を持った人材の力が必要とされています。

【あなたのアイデアで、ふるさと納税を“売れる”仕組みに】
まず、ヤマユ佐勇水産の歴史や商品、顧客像を知るところから始めてもらい、競合リサーチやこれまでに実施してきた通販サイトでの販売データや、インスタグラムの運用状況の分析を行い、販促強化に向けた方向性を提案してもらいます。
「どんな情報発信なら多くの人が興味を持ち、購入につながるのか」「どうすればふるさと納税の購入者が増えるのか」などの課題に対し、現場の勇太さんとともにアイデアを出し、最終的には、ふるさと納税の中でも注目される目玉商品として認知される状態を目指し、実践的なマーケティングに取り組んでいきます。
具体的な手段としては、SNS戦略や情報発信の見直し、ホームページのリニューアル、購入者のレビュー増加を促すための商品同梱ツールの制作、ふるさと納税の商品ページや説明文・画像のクオリティアップなどさまざまなアプローチが考えられます。その中から、効果的かつ継続的に実践できる方法を自分たちで選び、テスト運用と改善を繰り返してください。
最終的には成果をまとめ、企業に引き継ぐことがゴールです。勇太さんと直接やり取りしながら、インターン生自身が主体となって動ける環境が整っています。自分のアイデアがすぐに形になり、地域企業にリアルなインパクトを与える貴重な経験が待っています。




本プロジェクトは、変革の最前線で学ぶ実践型キャンパス「FISHERMAN COLLEGE」の一環として実施しています。
【FISHERMAN COLLEGEとは…】
水産業の最前線で活動する変革者のもとで学び、課題解決に取り組む実践型インターンプログラムです。
【プログラムの特徴】
特徴①水産業の課題をトップランナーのもとで解決!
水産加工屋のHPを作ったり、漁師さんのもとでマーケティング戦略を考えたり、
石巻水産業のトップランナーと共に水産業の未来について考えます!
なぜそのプロジェクトを実施するのか?、その戦略は効果的なのか?
インターン生が課題の本質を探ります!

特徴②シェアハウスで楽しく共同生活!
→夜ご飯をみんなで食べます!魚捌きを経験できるかも…!!
休みの日はみんなと一緒にお出かけしたり!日本三景の松島にも行けるかも!?
夜遅くまで焚き火をしたり、コーディネーターや仲間たちと話をすることもとしばしば…
石巻に来ればあなたはもう一度石巻を訪れたくなる!

特徴③漁師さんの仕事を体験できる!
休みの日に漁師さんの仕事をお手伝いをして、体を動かそう!
頑張って仕事をすれば、美味しい海鮮がもらえるかも!

▼【参考記事】
https://note.com/non_oda/n/nf8d2489fef33

募集要項

募集対象	高校生大学生
期間	短期（3週間〜2ヶ月）
テーマ	農林水産・6次産業PR・メディア
職種	マーケティング・広報編集・ライティング
活動支援金	なし
活動内容	==事前研修== ・事業プロデュース、マーケティング、水産ビジネスなどをテーマにしたオンライン講座 ・過去のインターンプログラムの題材としたケーススタディグループワーク(2days) ==本プロジェクト== ヤマユ佐勇水産が抱える課題を解決するための実践型インターンシップ(4weeks) 【1週目】<ヤマユ佐勇水産を知る> ・企業/商品理解 ・顧客分析 ・ターゲット選定 【2週目】<戦略を考える> ・戦略アイデア出し ・販売促進戦略策定 【中間研修】 【3週目】<実行&検証> ・制作物完成 ・テスト運用 ・改善 【4週目】<引き継ぎ&成果報告> ・制作物の引き継ぎ資料を作成 ・成果報告 ==事後研修== ・チームと個人としての成果や課題をまとめ、自らの成長につなげるための研修(4days) ※参加が決定した後、事前の面談や顔合わせ等で、参加者の特技や想いと受け入れ企業の現状をすり合わせながら、実際の仕事内容、1ヶ月の流れを決めていきます。「このテーマならこんなことがしてみたい」という意見も大切にしていきたいので、ぜひお聞かせください。
期待する成果	・ふるさと納税の売り上げアップのための戦略提案と実行 ・ふるさと納税のレビュー導線づくりや新規購入者の獲得案 ・成果の振り返りレポートと引継ぎ資料の作成
得られる経験	・地域企業のリアルな経営課題への実践的なアプローチ経験 ・販促強化のマーケティング戦略の立案〜実行を一貫して担う力 ・マーケティングやターゲットに向けた効果的な施策の提案 ・経営者と対話しながら進める、現場密着型のプロジェクト経験
対象となる人	ひとつでも当てはまる人におすすめです! 募集人数:2人 ・SNSや広報、販促戦略に関心がある人 ・学校でマーケティングを学んでいて実践したい人 ・地域企業のリアルな課題解決に関わりたい人 ・失敗を重ね、そこから成功へのヒントを探せる人 ・この夏周囲の学生とは一味違う経験をしたい人
活動条件	参加型:住み込み 【実施時期】2025年 8月14日〜9月18日(予定) 【活動時間】8:30〜17:00 週5日程度 【宿泊】フィッシャーマン・ジャパンのシェアハウスTRITONに滞在(詳細は面接・説明会時に説明) ・エリア内での複数のインターンプロジェクトとの集合研修(事前・事後等)を予定しています。 ・自宅から現地までの交通費(往復1回分)の補助があります。 ・宿泊場所は現地で準備しています。宿泊代はかかりません(シェアハウス等を予定)。 ※このプロジェクト・活動内容についてのご質問・ご相談は、一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン(担当:松本、連絡先:0225-98-7071)までお問い合わせください。
活動場所	宮城県石巻市

私たちはこんなチームです!

三代続く家族の絆と、石巻の魚を全国へ。

有限会社ヤマユ佐勇水産は、石巻で三代続く家族経営の水産加工会社です。1946年の創業以来、仙台味噌を使った「銀たらのみりん漬け」など、伝統の味を守り続けてきました。2011年の震災では工場が全壊するも、家族や地域の支えで再建。今では実習生を含む12名のチームで、毎日真心を込めておいしい漬け魚づくりに励んでいます。地元の食卓に愛されてきた味を、もっと多くの人へ。そんな思いから、現在はふるさと納税をはじめとするBtoCの販路開拓にも注力中です。しかし、SNSやマーケティングを担うのは長男の勇太さん一人。だからこそ今回のプロジェクトでは、学生とともに“売れる仕組み”を築くための販促強化に挑みます。伝統を守りながらも、新しい発信に取り組む姿勢が、この会社の真骨頂です。

受け入れ企業からのメッセージ

専務／佐藤勇太

はじめまして、ヤマユ佐勇水産の佐藤勇太です。
私たちは石巻で三代にわたり、形を変えて経営しながら家族で営んできました。震災を乗り越え、今も地元でたくさんの方に支えられながら、伝統の味を守っています。時代の変化や新しい販路の開拓には、若い力と新しい視点が必要です。
皆さんの自由な発想と行動力を存分に発揮してほしいと思っています。私たちと一緒に悩み、考え、チャレンジしながら、石巻のおいしいを全国に届ける新しい道を切り拓きましょう。みなさんのご応募を、心からお待ちしています!