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インターンシップを探す【企画・リサーチ】原発事故を経験した広野町で、障がい者の方々の新しい暮らし方を支援!施設の知名度を上げて障がい者の賃金アップを目指して!


福島県

【企画・リサーチ】原発事故を経験した広野町で、障がい者の方々の新しい暮らし方を支援!施設の知名度を上げて障がい者の賃金アップを目指して!

ワークセンターさくら(社会福祉法人友愛会)

被災地で障がい者がイキイキと笑顔で過ごせる場づくりを目指して

原発事故の避難指示解除後、応募が殺到している障がい者の作業所で、障がい者の働き方のニーズと施設の知名度調査!隠れた地域のニーズを引き出して、障がい者共にチャレンジ!

このプロジェクトについて

ワークセンターさくらは、約20年前に福島県広野町に設立された知的障がい者就労継続支援B型・指定自立訓練施設です。主に利用者と一緒に、さしみこんにゃくをつくって、双葉郡全域で販売しています。

広野町は、東日本大震災と福島第一原発事故で全町民が避難を余儀なくされた地域です。当施設も当施設に通う障がい者も避難を余儀なくされました。

避難生活を経て、施設を復活させましたが、震災前に比べてこの地域で運営されていた障がい者の就労支援施設が減ったことから、定員の倍以上、応募が殺到している状態です。こうしたことから、来年以降、新たに原発被災地に障がい者の就労支援施設をオープンさせます。

震災前は肩身の狭い思いを障がい者やそのご家族がされていましたが、被災地で人が少なくなったからこそ、周りの目を気にせず、障がい者がイキイキして過ごせる場になってきています。

心の余裕が出てきた一方で、障がい者を取り巻く環境は課題も多くあります。まず、障がい者の平均賃金は平均で約1.5万円です(2023年時)。これに障がい年金を加わったとしても、10万円もいかず、自立していくためには十分とは言えません。

当施設では、障がい者の自立支援を行っていますし、震災を経て被災地が障がい者にとって住みやすい場所になってきているからこそ、経済面含め、充実していくべきだと考え、日々活動しています。

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 地域医療・福祉・ヘルスケア
職種 企画・商品開発リサーチ・コンサルティング
活動支援金 なし
活動内容 施設の知名度リサーチと被災地で障がい者とコラボレーションしてくれるそうな企業へのPRプロジェクト

当団体は障がい者の方に対しては知名度があり、定員の倍以上の応募がある状態です。一方で、施設でつくった商品をたくさん売らなければ、利用者である障がい者の工賃は増えません。全国平均よりは工賃を出していますが、十分とは言えない状態です。たくさん商品を売るためには、施設の知名度が重要ですが、障がい者以外にどれくら認知されているか把握できていない状態です。

また、原発事故の被災地である双葉郡は様々な商品や事業が生まれている状態です。ここに障がい者が関わる余地があるのではないかとも感じています。

今回のプロジェクトでは、当施設の知名度をリサーチとすると同時に、企業へのPRなど、利用者である障がい者の工賃が1円でもアップさせる方法が何か、一緒に考えアクションしていただければと思います。

■ステップ1双葉郡を巡り、利用者・住民や関係者と触れ合い、インターン生自身、町や施設の様子を五感で感じてもらう。

実際に双葉を自分の足で回ってもらい、住民との交流や施設の業務体験を通して、障がい者と関わることで、町や施設に慣れていってもらえればと思います

■ステップ2:施設の知名度調査

町の商業施設や観光スポットなどで、当施設の知名度について、インタビュー・ヒアリング形式で調査していただきたいです。合わせて、障がい者の働くニーズもきいていただければと思います。

■ステップ3:利用者の工賃をアップさせる方法のアイデア出しとその実行

当施設の知名度を上げて、少しでも利用者の工賃をアップさせるアイデアを職員と一緒に考えてもらえればと思います。また、その一環として、双葉郡で様々な商品開発を行っている企業を調べて、障がい者が関われる余地がないか提案やPRを行ってください。
期待する成果 〇まずは、自らの五感を刺激して、双葉郡を楽しんでください。
〇実際にインターンシップ終了後も引き続き実施できるコンテンツや仕組みづくりに寄与してください。
〇貪欲に障がい者や住民とコミュニケーションをとり、課題やニーズを発掘してください。
〇学生の感性を活かして、ファンと交流できる斬新なアイデアを積極的に提案していただければと思います。
〇事業立ち上げに至らなくとも、構想から実行できそうな企画になるまでのブラッシュアップに一緒になって果敢にチャレンジいただければと思います。
〇上記のコンテンツから実際に商品開発やPRにつながる結果を期待しています
得られる経験 〇歴史上ない災害と事故に見舞われた被災者と深いコミュニケーションをとることができる
〇自治体関係者や障がい者など住民以外の様々な人とコミュニケーションをとることができる
〇地域づくりの方法を学ぶことができる
〇他者を巻き込む方法を学ぶことができる
〇企画・立案・実施の一連の流れが経験できる
対象となる人 〇地域づくりの生の現場を体験したい人
〇PRや提案営業・コンサルティングに興味ある人
〇他者に対して、寄り添いつつも、冷静に状況を分析したい人・できる人
〇失敗を恐れず、果敢にチャレンジしたい人・できる人
〇企画やリサーチの仕事に興味ある人、または、その能力を培いたい人
活動条件 【期間】
・2025年2月11日~3月16日前後
※上記のスケジュールはあくまで目安であり、調整可能です。

【活動頻度・活動時間】
・現地活動期間中:週5日、1日6~8時間程度
※活動の内容によっては、上記以外の日程・時間で活動することがあります。

なお、現地までの交通費、現地での活動交通費は全額補助いたします。
宿泊については、広野町のホテル(個室)を利用いただきます。利用料は当団体で全額負担します。
活動場所 福島県広野町

私たちはこんなチームです!

ここに集う人は、みんな家族です

本法人は、多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことができるよう支援することを目的としています。
その中で、「安心・笑顔・礼儀・専門性」をもって障がい者に向き合えるよう活動しています。

具体的な事業として、障がい者の支援施設として、
・光洋愛成会
・ワークセンターさくら
・サポートセンターゆうあい
の3つの施設を運営しています。

障がい者の生活支援の他、就労支援として、さしみこんにゃくの製造・販売、他の施設の清掃などに利用者に従事してもらっています。

受け入れ企業からのメッセージ

ー/ー

団体概要

設立 1990年
代表者名 早川 秀輝
従業員数
WEB http://www.yuaikai.net/
住所 福島県双葉郡広野町大字下北迫字東町203-1