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インターンシップを探す“超”実践型インターンシップ!数字を追求するリアルマーケティング挑戦者募集


岩手県

“超”実践型インターンシップ!数字を追求するリアルマーケティング挑戦者募集

共和水産株式会社

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

1ヶ月で200万円の売り上げを目指す!泥臭い実践と改善の高速回転。

宮古市の水産業をリードする共和水産。地域に寄り添う企業を目指し、住民ニーズを把握するリアルマーケティングに挑戦します。仮説設定から企画、準備、対面販売、検証まで頭と体を高速フル回転で成長間違いなし!

このプロジェクトについて

■特徴1:食を通して地域活性化に取り組む「イカ王子」
共和水産は宮古市で水揚げされるスルメイカなどを消費者が食べやすい商品に加工し、全国へ販売する水産加工会社です。首都圏への生協宅配でトップシェアを誇るイカソーメンや家庭でも手軽に楽しめる丼商品、「アメトーーク!」で取り上げられた「王子のぜいたく至福のタラフライ」など、幅広い世代に愛される商品を開発・製造しています。
東日本大震災によって、宮古市の基幹産業である水産業は大きなダメージを受けました。共和水産も原材料を保管する冷凍庫が流される被害を受け多額の負債を負いましたが、2014年には工場を新設し、再スタートを切りました。
二代目である鈴木専務は地元では「イカ王子」として有名であり、メディアにも多数出演する岩手県の水産業界におけるトップランナーです。震災後自らイカ王子を名乗り、宮古市の水産業の現状や可能性を幅広く発信しています。大学での講義や社会科見学の工場見学受入など次世代への教育に力を入れるほか、地域観光のための魚市場見学ツアーの企画など、活動は多岐にわたります。

■特徴2:全国的な水揚げ減少に抗う付加価値向上
鈴木専務の様々な活動の背景には、宮古市の水産を未来に繋げていく上での大きな課題意識があります。それは宮古市の水産物の付加価値の低さです。歴史的に三陸沖で獲れる魚は良質で大量だったため、未加工または三枚卸しなどの低次加工のみの状態で出荷され、市外に安価で販売するという産業構造が成り立っていました。しかし、全国的に魚の水揚げが減少し価格が高騰する中、これまで通りの方法では利益を得ることが難しくなり、事業の縮小〜雇用の縮小といった負の連鎖に陥ることは明らかでした。
そこで鈴木専務は「付加価値を高めて販売することができる産地にしていかなければならない」と考え、消費者が食べやすく、美味しい商品の開発に注力するようになりました。首都圏への生協販売でトップシェアを誇るイカソーメンを筆頭に、味や品質、安全はもちろんのこと、食べやすいパッケージにもこだわった魅力ある商品を開発、販売しています。近年では、ニューヨークやオーストラリアへも販路を広げるなど、売上は右肩上がりに伸びています。

■特徴3:地域に寄り添う水産加工会社を目指し「リアルマーケティング」
2021年6月には、宮古の海産物を通信販売する「港の百貨店」をオープン。鈴木専務がバイヤーとなり、自社商品のみならず他社の魅力ある商品の販売も手掛けています。個人消費者を対象とした利益率の高い販売形式として、自社の販路基盤のさらなる強化と共に、宮古市の水産業界全体が潤う仕組みを構築しています。
(港の百貨店 https://minato100.jp/ )
一方で、このように対個人消費者向けのビジネスを進めつつも「インターネットという媒体だけではなく、もっと地域住民に寄り添っていきたい」と鈴木専務は語ります。地域住民のニーズにあった商品を直接販売することで、地域住民に愛される水産加工会社に成長していくことを目指しています。
今回のインターンシップのテーマは”超”実践的なリアルマーケティング。地域内のどのような人に、どのような商品が求められているのか。仮説設定から出店企画、準備、集客、対面販売、片付け、結果検証に至るまでのサイクルを高速で回転させていき、結果を引き継ぐことで、地域に愛される会社への成長に貢献してもらいます。
宮古の水産のトップランナー・イカ王子と共に熱い挑戦をしてみませんか?この夏、誰にも負けないぐらい成長したい人、大募集です!

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 地域食・ライフスタイル
職種 企画・商品開発マーケティング・広報
活動支援金 あり
活動内容 地域全体を舞台とした販促イベント(対面販売)を通して実践的なマーケティング調査を実施する
(※1~2週目はオンライン、3週目以降は現地活動を予定)

【ステップ0】
●事業理解、仮説設定(マッチング決定後からインターン開始まで) ※オンライン
鈴木専務とのオンラインミーティングを行い、共和水産や宮古市への理解を深めます。
また、共和水産の商品を実際に食べてもらい、美味しさやこだわりなど商品理解に努めてもらいます。対面販売でのマーケティングについて事例調査し、サイクルの回し方についての仮説設定を行います。

【ステップ1】
●地域理解、仮説設定(1~2週目:60時間) ※オンライン
オンライン上で過去のインターン生や地域企業の経営者など地域の方々とコミュニケーションを取り、宮古市の地域性や住民性の理解に努めます。
その上で、出店場所の選定とスケジュール設定を行います。場所ごとに商品内容や販売方法などの出店企画について仮説設定を行います。都度、鈴木専務とミーティングを行い、フィードバックを受けながらブラッシュアップしていきます。
※出店場所との交渉は、出店の詳細が決まり次第、共和水産社員が行う予定です。

【ステップ2】
●実践、検証、改善のサイクルを高速回転(3~6週目:120時間) ※以降、現地活動
ステップ1で立てた企画を実践します。販売の準備、集客のための広報から始まり、お客様との対面販売、片付けを経て、売り上げの確認、結果検証というサイクルを鈴木専務と二人三脚で行います。期間中、これらのサイクルを様々な場所やシチュエーションで15回行うことを目指します。
地域のお祭りやイベントでの出店、スーパーでの販売など、いくつかの販売機会は内定していますが、それ以外の企画についてはインターン生に主体的に企画立案してもらいます。

【ステップ3】
●成果のまとめ、資料作成、引継ぎ(7週目:40時間)
ステップ2で得られた成果と課題、マーケティング調査結果をふりかえり、引継ぎ資料をまとめていきます。共和水産の今後の販売促進につながるよう、丁寧な資料作成を心がけましょう。最終的に専務や社員の方々に報告し、引継ぎを済ませて終了となります。
期待する成果 ・期間中15回の販促イベント(対面販売)実施
・対面販売で合計200万円の売り上げ
・共和水産の商品に対する地域ニーズの検証結果の引継ぎ
得られる経験 ・現場で汗をかきながら地域住民に商品を販売する経験
・対面でお客様と接しながらマーケティング調査をする経験
・高速でPDCAを回し、仮説検証と修正を繰り返していく経験
・細かい数値目標を立てながら企画を立案、実行していく経験
対象となる人 ・起業を目指していて、シビアに数字を見ながら販売企画を考えてみたい人
・企画開発などの職種に興味があるが、就職前に現場での体験をしてみたい人
・コミュニケーション力と体力に自信があり、試行錯誤をしてみたい人
・食産業、水産業に興味がある人
活動条件 <このプロジェクトは、現地滞在型です>
【期間】
【令和4年8月8日〜9月23日の7週間程度(8月8日の週はオンライン研修期間)】を予定しています。この期間以外の活動を希望する場合は、企業と協議のうえ、期間を設定します(現地活動の日程、日数は応相談)。
※現地活動については、新型コロナウイルスの感染状況等によって、時期や活動内容を変更する場合があります

【活動頻度】
オンライン:週5日、1日4時間程度(週20時間程度)
現地活動:週5日、1日8時間程度(週40時間程度)

【活動時間】
受け入れ企業の通常業務時間内で1日4〜8時間程度、確保してもらいます
※活動の内容・進み具合によっては、上記以外の日程・時間で活動することがあります

【宿泊】
宮古市内の宿泊施設(企業側で準備)

【参加条件】
・自分用PCがあり、自宅にインターネット環境が整っていること
・インターンシップ開始までに、インターンシップ活動が適用になる保険(損害賠償保険、傷害保険)への加入をお願いします

【参加までの流れ】
下記リンク先のwizHP『参加までの流れ』を確認ください
https://npowiz.org/wizintern/internflow

※このプロジェクト・活動内容についてのご質問・ご相談は、NPO法人wiz(担当:八田 連絡先:intern@npowiz.org)までお問い合わせください。
活動場所 1~2週目はオンライン
3週目以降は現地(共和水産社内および宮古市内)
事前課題 有り(マッチング成立後に個別調整)

私たちはこんなチームです!

宮古の【ライブ感・臨場感】を全国の食卓へ!

共和水産は宮古市で水揚げされるイカを中心に加工して、全国へ出荷しています。
2020年には、創業35年目を迎えました。

生協共同購入向けの水産加工品を中心に食べやすい個食サイズで産地性を出した商品を製造販売しています。
そのほかにも、宮古水産の新しい販売方法として始めたセレクトショップの「港の百貨店」。
ネット販売2ヶ月待ちのタラフライの製造。
藤原工場では大日本水産会HACCP認定工場でマンハッタン、シアトルなどにも商品を輸出。
岩手県ではすっかりお馴染みのイカ王子が存在。
など、「発信」「売り方」「おいしさ」に力を入れている水産加工メーカーです。
水産でエンタメします!

受け入れ企業からのメッセージ

代表取締役専務/鈴木 良太

皆さん初めまして、イカ王子です!
実際に自分達で動いてマーケティングの本質を現場で学びませんか?
売れる場所ってどこなのか?売れるモノって何なのか?
一緒に動きながらPDCAサイクルを回して地域を盛り上げましょう!

皆さんとドキドキワクワクするプロジェクトが出来る事を楽しみにしています!熱い人募集です!

[プロフィール]
1981年 宮古に生まれる
1997年 宮古工業高校卒業
1998年 東北学院大学入学
2001年 東北学院大学中退
2001年 仙台一番町の飲食店でアルバイト
2002年 仙台国分町の飲食店で正社員
2005年 宮古に帰って来る、共和水産入社
2011年 東日本大震災によって原料、製品流失
自らを「イカ王子」と名付け、商品の開発・発信を開始
2017年 岩手大学水産学部 非常勤顧問講師を務める
2021年 ECサイト「港の百貨店」立ち上げ

団体概要

設立 昭和60年7月
代表者名 鈴木 徹
従業員数 48名
資本金 1,600万円
売上高 11.6億円
WEB http://www.kyowa-suisan.co.jp/
住所 岩手県宮古市長町二丁目3番1号