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兵庫県

「じいちゃんばあちゃんの知恵袋」かやぶき屋根文化の伝道師になれ!

淡河かやぶき屋根保存会くさかんむり

日本古来の生きる知恵を身に付け、かやぶき屋根文化を発信せよ。

「生活に必要なものは自分たちで作る」
そんな昔からの知恵や技が、かやぶき屋根には詰まっています。
日本がずっと受け継いできた宝物を学び、一緒に発信していきましょう!

このプロジェクトについて

■かやぶき屋根を葺き替える職人の集まりです
僕たち「淡河かやぶき屋根保存会くさかんむり」は、神戸市北区淡河町という農村地域を拠点として、神戸市内や近隣市町村を中心としたかやぶき屋根を葺き替えている職人の集まりです。
今回は僕たち職人の右腕として、そして若い世代に茅葺き文化の魅力を発信してくれる人として、頼もしいメンバーを募集しています(女性も大歓迎です)。

■減りゆくかやぶき屋根の家
みなさんはかやぶき屋根の家を見たことがありますか?
かやぶき屋根は、ススキやヨシ、稲わらや小麦わらなど、生活の中で身近に手に入る植物を材料としてつくられたものです。
実は神戸市にはたくさんのかやぶき屋根が現存していますが、その数は年々減り続け、20年前に1000棟を超えていたかやぶき屋根の家が、現在は750棟まで減ってしまいました。
日本古来から伝わるこの伝統的な家屋や、そこから学ぶたくさんの知恵を次世代に繋いでいきたいと思って活動をしています。

■かやぶき屋根の魅力
かやぶき屋根は、その役目を終えると、そのまま土に還り肥料となり、また新たな芽生えに繋がっていきます。昔の人はこうして自然の循環に寄り添って生きてきました。
建てたらいつか大きなゴミになるのではなく、最後はすべて土に還っていく。
そんな昔ながらの素敵な知恵を、僕たちの世代で終わらせてはいけない。
そんな思いを持って、神戸を中心にかやぶき屋根を葺き替える仕事をしています。

■この知恵を色んな人に伝えたい
かやぶき屋根の葺き替えには、たくさんの技や知恵が詰まっています。
百姓という言葉には「百の生きる知恵を持つ人」という意味があり、「かやぶき屋根は百姓の業で出来ている」と言われています。
現場でまずはインターンのみなさんがこの技を習得しながら、その技やかやぶき屋根の魅力を多くの人に伝えるお手伝いをしてほしいと思っています。
他のインターンと少し異なりますが、どんな社会状況になっても生き抜く力や知恵を伝授します。

■日本の伝統を繋いでいく若者を増やしたい
伝統を繋いでいくという言葉はなんだか重いものに感じるかもしれませんが、じいちゃんばあちゃんから教えてもらうこと、屋根から教えてもらうことはとても魅力的で、現代にまた違うかっこよさを提示できるものだと思います。
身体を動かすことが好きで、ものづくりが好きな人、屋根の上で汗をかく働き方もおすすめです。

募集要項

募集対象 大学生
期間 長期(3ヶ月以上)
テーマ 文化・伝統産業ものづくり
職種 企画・商品開発職人・ものづくり
活動支援金 あり
仕事内容 現場で知恵と技を身に付け、同世代に伝える機会を作り出そう!

▼Step1.【かやぶき屋根の葺き替え現場に入り、技を身に付ける】
職人の右腕として現場に入りながら、仕事を覚えます。職人は屋根の上で作業をしているため、屋根の下で次の作業の準備をしたり、片づけをしたりといった司令塔の役割を担います。ススキなどが束になった「茅(かや)」を運んだり、竹や木材を切ったり、道具を運んだりする作業から、屋根の上での作業まで多岐に渡ります。休憩も多く取りますので、過去に運動部に入っていたくらいの体力があれば充分に現場でも活躍できます。

▼Step2.【ワークショップの企画・準備】
現場で学びつつ、ワークショップの企画を考え、親方に提案します。特に若い世代に興味を持ってもらえるような内容、発信方法を考え企画し、事前準備、告知等を行います。

▼Step3.【ワークショップの運営】
ワークショップ当日についても、全体統括を行い職人を動かしながら運営の責任を担います。このワークショップの企画・運営を6ヶ月の中で3回程度実施する予定です。
期待する成果 ・かやぶき職人の右腕として、現場を支えてもらう存在になること。
・かやぶき体験会などのワークショップの企画・運営を担えること。
・かやぶきの魅力を同世代に発信すること。
得られる経験 ・パソコンスキルやコミュニケーションスキルではない、自分自身で何かを作り、生活を作っていく力。
・企画やイベントの運営ノウハウ。
・農村地域で働くという実践経験。
対象となる人 ・自分の手で何かを生み出すことに関心のある人。
・現場で身体を動かしながら働くことに関心のある人。
・日本の伝統文化に関心のある人。
・環境問題に関心のある人。
活動条件 【勤務頻度】
●パターン1(フルコミット)
◎学期中:週20時間以上(週2.5日以上)
◎休暇中:週32時間以上(週4日以上)
●パターン2(現場体験型)
◎学期中:週16時間以上(週2日以上)
◎休暇中:週16時間以上(週2日以上)
※長期休暇中だけの中期インターンもご相談に乗ります。

【勤務時間】
現場仕事:8:00~17:00(土曜可)
ワークショップ企画準備等:フレックス
※現場は途中参加途中退出ができないので1日の拘束となりますが、ワークショップ等の企画準備については、自宅等でフレックスの勤務も可です。
※勤務集合場所には公共交通機関がありませんが、送迎も可能です。
※宿泊施設の用意も検討可能です。
活動場所 【現場】
勤務場所は、屋根を葺き替える場所によって異なります。
そのため車での移動が望ましいですが、北神急行谷上駅より車での送迎も可能です。

【ワークショップ企画・準備】
自宅等業務ができる場所であればどこでも構いません。親方との打ち合わせなどは現場で行います。
事前課題 5キロの米袋を肩でかつげること。

私たちはこんなチームです!

かやぶき屋根が風景から去らなくてもよく、そして新たに風景の中に生まれ出ることができる世界を作りたい。

風景の中に、かやぶき屋根を多く見ることができる神戸市北区淡河(おうご)町。

淡河かやぶき屋根保存会「くさかんむり」は、この淡河町を活動拠点として、かやぶき屋根を維持してゆく仕組みづくりを中心に、人と自然、都市と農村、昔と今などのどうもうまく繋がっていなくて、どうやらとても大切な関係にかやぶき屋根という「じいちゃんばあちゃんの知恵袋」の力をお借りして、新たな関係を築いていくことを目指す団体です。

インターン生へのメッセージ

かやぶき職人/相良育弥

屋根を葺き替えていると、この世代のじぃちゃんばぁちゃん達と、あと何人くらい出逢えるだろう。
あとどれくらい昔話が聴けるのだろうって、最近、よく考える。
この間の現場のおばぁちゃんも、「私が生きているうちは、絶対に茅葺きで残したかったのよ」って。
そんな想いにこたえることが出来たことは、茅葺き職人というより、ひとりの人間としてただただ嬉しい。
そしてじぃちゃんばぁちゃん達は、自分の息子や娘に渡しそびれた人生の宝もんを、誰かに渡したがっている。
この時代の日本という場所で、茅葺きに携わることのひとつな大きな意味が、こういう受け渡しなんだと思う。
世界的に見ると、日本の茅葺き業界は遅れているかもしれないけれど、遅れていたからこそ古くさいしきたりや言い伝えの繭に包まれて色濃く残されていた、ずっと昔から受け渡されてきた宝もんを、いまだに受け取ることが出来る。
そしてその宝もんはじぃちゃんばぁちゃんしか持っていなくて、惜しげも無く、僕達にポンっと贈ってくれる。
ほんとうに、ありがたい。
この宝もんを、今の日本でもう一度宝もんにするのが、かやぶき屋根の仕事じゃないかなと思っている。
さあ、一緒に屋根にのぼってくれる仲間になってくれんかな。

[プロフィール]
宮沢賢治に憧れて大地に生きる百姓を志すも減反で米がつくれず「三姓」止まりに。そんな時に出会った茅葺きの親方に「茅葺き屋根は百姓の業で出来ている」との言葉で弟子入り、しばし土から離れ現在は空に近いところで百姓の「住まう」業を学ぶ。

団体概要

設立 2008年
代表者名 相良育弥
従業員数 約5名
WEB http://www.kusa-kanmuri.jp/