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岩手県

匠を救え!技術一筋60年の建設会社で広報企画に挑戦

株式会社吉田建設

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

匠の技術を生かした安心の家づくりを普及すべく、広報部門を立上げる

技術力が評判の吉田建設。長年培った技術と最新の知識を組み合わせたゼロエネルギー住宅を地域に普及すべく、広報部門を立ち上げます。広報の手段や企画を共に考え、創り上げるインターン生を募集します。

このプロジェクトについて

■特徴1:最新技術×伝統工法で既成概念にとらわれない家づくり
吉田建設が陸前高田市に創業したのは昭和26年のことで、当時は外構工事が主な事業でした。現在ではで注文住宅の建築を主な事業とし、一人ひとりのお客様との関係性を大事にした家づくりをしています。吉田建設が家づくりの中で一番大切にしていることは、住む人が快適に過ごせる家づくりです。震災後にはいっそう多くの人によりよい生活を送ってほしい、そんな想いからより品質と性能を追求してきました。使用する木材へのこだわりはもちろんですが、最新の技術も取り入れ、住宅の断熱性能や設備の省エネ性能の向上、再生可能エネルギーの活用ができるゼロエネルギー住宅(ZEH‐ゼッチ‐)を推進しています。ゼロエネルギー住宅とは、年間の一次エネルギー消費量よりも住宅から創り出されたエネルギーの方が上回る、またはその差がゼロになるという住宅のことで、2020年に義務化される省エネ基準に準拠したものです。
経験に基づいた伝統工法と最新技術を融合し既成概念にとらわれない提案を行い、地域内で「ゼロエネルギー住宅といったら吉田建設」と言われることを目指しています。

■特徴2:ターゲットは子育て世代。ゼロエネ住宅への関心を高める広報を担う
吉田建設は、高い技術力と心遣いで信頼を集めてきた結果、口コミや紹介により新しいお客様との繋がりをつくってきました。一方で、インターネットの普及や展示場を持つ大手住宅メーカーの進出により、展示場を持たない地場の建設会社は若い世代のお客様と繋がる機会が減り、特に震災後の瓦礫撤去事業が落ち着いた被災地の工務店は存続が大変厳しい状況に追い込まれています。
そこで吉田建設は、こだわりの家づくりの魅力を発信し、特に若い世代へ木材や匠の技術に関心を持ってもらうべく、このプロジェクトを立ち上げました。
20代後半から30代のマイホーム購入世代へ環境面、コスト面を含め、安心・安全なゼロエネルギー住宅の魅力を知ってもらうために、自社HPのリニューアル、技術をわかりやすく紹介する広報ツールの作成、家づくりを身近に感じてもらうイベント企画等を、インターン生と共に考え、創り上げ、実践していきます。

■特徴3:創業60年余続く地場の工務店としての誇りと責任
吉田社長が家を建てる方にしっかりと伝えたい事の一つが、完成して住み始めてからかかるランニングコストです。ゼロエネルギー住宅は建築費用は若干高めになりますが、月々の水光熱費を抑えることができ、結果的に環境にも配慮した家になります。建築費用を抑える代わりに水光熱費がかかってしまうようなローコスト住宅も普及していますが、吉田社長は、なぜその価格なのか、住み始めてどんなコストがかかるのかをしっかり理解したうえで決めてほしいと思っています。
地場の建設会社は、情報発信力ではどうしても大手ハウスメーカーにはかないません。しかし、発信していかなければ現状を変えることはできません。地元の建設会社だからこそ、地元の人が住む家に責任と誇りを持ちたい。そんな想いから、これまで技術一筋でやってきた吉田建設がプロモーションに挑戦します。初めて取り組む広報企画は前例がなく、やりがいしかありません。共に考え実践する、そんな熱意ある若者の挑戦を待っています。

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ PR・メディア建築・住・リノベーション
職種 企画・商品開発マーケティング・広報
活動支援金 あり
活動内容 イベントや広報ツールを通じてゼロエネルギー住宅を普及し、施工数地域No.1を目指す

【STEP1】
●企業理解、事業理解(1週目)
・現場や事務の作業補助を通じて企業やゼロエネルギー住宅への理解を深める
・家づくりに関わる職人との交流を通じて“匠”の魅力を掘り起こす

【STEP2】
●イベントの企画、広報ツールの作成(2〜4週目)
・施主等の地域住民へ取材を行い、家に関するニーズや課題感をヒアリング
・自ら感じた匠の魅力とヒアリング結果を踏まえ、広報ツールを作成(HPリニューアル状況に応じてHPの作成も進める)
・地域住民向けにゼロエネ住宅の普及につながるイベントを企画、提案
・イベントの実施に向けた準備と打合せ(会場手配、協力者との打合せ、プロモーション等)
※随時、吉田社長からのフィードバックによるブラッシュアップ

【STEP3】
●広報ツールとイベントを通じて吉田建設ファンを獲得(5〜6週目)
・完成した広報ツールを活用し地域へゼロエネ住宅の普及を進める(新聞折り込み、イベント配布、ポスティング等)
・イベントの実施、来場者へのアンケート結果をまとめて提出
・来場者や協力者への御礼・フォローを行い、地域住民と吉田建設が持続的に関わり合う仕組みを構築

※日々活動の様子をSNSで発信
期待する成果 ・匠の技術を身近に感じ、ゼロエネ住宅の普及につながるイベントの企画と実施
・広報ツールの作成(自社HP、チラシ等)
得られる経験 ・自ら掘り起こした魅力を自分の言葉で発信し、成果につなげる経験
・専門的な建築技術をわかりやすく魅力的に伝えるための試行錯誤を繰り返す経験
・ゼロから自分で考えるツールや企画を通じて、地場企業と地域住民とを繋ぐ仕組みを創る経験
対象となる人 ・真摯に仕事と向き合い、主体的に物事を進められる人
・自分でツールやイベントを考え、企業の魅力発信を行ってみたい人
・楽しみながらも誠実に、人とのコミュニケーションを取れる人
活動条件 【期間】
平成30年2月上旬~3月下旬(最低1ヶ月間、最大2ヶ月間) ※それ以降は長期に切り替え

【活動頻度】
週5日以上(日曜、第2、4土曜基本休み) ※応相談

【活動時間】
8:00~17:00(※基本はこの時間ですが、取材等により変動があります。)

【宿泊】
陸前高田市内での宿泊・滞在が必須(※宿泊場所は企業側で準備)

【このインターンシップは、復興庁主催の「復興・創生インターン」プログラムです】
・東北内での複数のインターンプロジェクトとの集合研修(事前・事後等)を予定しています。
・自宅から現地までの交通費(往復1回分)が支給されます。
・宿泊場所は現地で準備しております。宿泊代はかかりません(シェアハウス等を予定)。
・食事代等として1日850円が支給されます。
※「復興・創生インターン」は、復興庁事業「伴走型人材確保・育成支援モデル事業」として実施します。
※「復興・創生インターン」に関するご質問・ご相談・事務手続きなどは、
統括事務局の株式会社パソナ(担当:佐々木、武田 連絡先:03-6262-6340)までお問い合わせください。
※このプロジェクト・活動内容についてのご質問・ご相談は、NPO法人wiz(担当:八田 連絡先:intern@npowiz.org/090-1931-5683)までお問い合わせください。
活動場所 岩手県陸前高田市 吉田建設内
事前課題 有り(詳細はエントリー時に説明します。)

私たちはこんなチームです!

暮らす人が安全・安心な家をつくる

私たち地場の工務店は、営業力が強い大手ハウスメーカーと異なり、技術と信頼がなによりの強みです。私たちは2020年に義務化される省エネ基準に準拠したゼロエネルギー住宅の知識と技術を研修等で積極的に学び、習得しています。「ゼロエネ住宅なら吉田建設だ」と言われることを目指していますが、そのためにはそもそもゼロエネルギー住宅の理解を広げることや、そもそも吉田建設の技術を知ってもらう必要がありますが、情報発信までやり切れていないのが現状です。

陸前高田市は岩手県の中では温かい方ですが、それでもヒートショックで亡くなってしまう方が出てしまいます。ゼロエネルギー住宅は家の中の温度差を少なくすることができ、コストや環境面のメリットだけでなく、暮らす安心ももたらします。

匠の技術と最新の知識を組み合わせた「ゼロエネルギー住宅」を普及し、暮らす方が10年後も50年後も100年後も安心して暮らせる家づくりを進めていきたいと考えています。

受け入れ企業からのメッセージ

代表取締役/吉田 光伸

「一緒に創り上げましょう」

2020年の法改正による省エネ基準義務化により、新基準に対応しきれない地場の建設会社の淘汰はいっそう進むことになるのではないかと危惧しています。つい先日、私の祖父の時代からお世話になっていた職人が退任されましたが、これからも匠を守り続け、安全・安心な家づくりで住民の暮らしを守るためには、特にこれから家庭を築く若者世代への情報発信をしっかりと行うことが急務です。インターン生には、地域や当社に一石を投じるつもりでどんどん広報企画を提案してほしいと思います。一緒に挑戦しましょう!

[プロフィール]
岩手県陸前高田市生まれ、東京の専門学校を卒業後、派遣会社に所属しビル建築現場で3年間修業。24歳のときに陸前高田市へUターン、吉田建設に入社し地元で現場作業に励む。東日本大震災をきっかけに代表取締役に就任、3代目社長として奮闘中

団体概要

設立 1984年7月10日(1951年創業)
代表者名 吉田 光伸
従業員数 20名
資本金 2,000万円
売上高 5億円
WEB https://www.facebook.com/inc.yoshida.cc/
住所 岩手県陸前高田市竹駒町字大畑28-16